学校では、主に冬期を中心にインフルエンザなどの感染症が流行りだし学級閉鎖もしくは学校閉鎖になることがたびたびあります。本人の調子が悪ければ当然学校を休みますので学童保育にも行きません。
ですが、親として大変なのは子ども本人が元気なのに学級閉鎖や学校閉鎖になってしまった時です。自治体が運営している学童保育のほとんどは、学級閉鎖や学校閉鎖になってしまったクラスや学校の児童は、原則学童保育には行くことはできません。中には、学級閉鎖や学校閉鎖になってしまった元気な子どもたちのために、朝から学童保育を開くというところもあるようですが、まだまだ数は多くありません。
こんな時のために、検討しておきたいのがファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)の登録や、民間の学童保育の利用です。
ファミサポは、あらかじめ登録をしておかないと利用できませんので、学童保育の利用申込みをする際に、同時に申込みをしておいた方がいいかもしれません。
ファミサポは全国共通ではありませんので、小学生の利用ができないファミサポがあるかもしれません。また、ファミサポの利用が殺到し、申込みをしても利用できないこともあるでしょう。その時のことも考え、さらに民間の学童保育の利用も検討しておきましょう。民間の学童保育は、学級閉鎖や学校閉鎖中でも本人が元気であれば、利用できるところが多いようです。
保護者が共働きの場合、このように子ども本人が元気でも預け先が確保できないことが出てきます。あらかじめいろいろな方法を検討・申込みをすることが大切です。