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ミルクの授乳間隔

ミルクでの育児は、コンプレックスを感じて自分を責めてしまったり、周りからの心無い言葉に傷つくこともあることと思います。でも大丈夫。かくいう私はミルクだけで育ちましたが、母乳でも、ミルクでも、母への感謝の気持ちは同じです。

ここでは、ミルクの授乳間隔の目安をご紹介します。赤ちゃんの食欲には個人差がありますが、参考にしてみてくださいね。

1週~2週

この時期の赤ちゃんは、授乳間隔は1~3時間と一定しません。ミルクは1回に70~100mlぐらい、10~20分かけて飲むことが多いようです。生後15日ぐらいの授乳間隔の目安は2~3時間ぐらいです。

2週~1カ月

授乳間隔は3時間ぐらい、回数は6~7回ぐらいが多いようです。しかし、授乳の後にミルクを戻す子も多く、特に男の子はよく吐乳します。その場合は、1日のトータル量が増え過ぎなければ、間隔を狭くしても大丈夫。深夜の授乳もまだ1~2回ある時期です。ここが踏ん張りどころですね。

1カ月~2カ月

この頃になると、授乳間隔は3~4時間が目安ですが、吐乳が多い赤ちゃんはなかなか安定しません。ミルクの量は、1日7回授乳しているなら1回120ml、6回授乳なら1回140mlぐらいが標準です。

しかし、小食の赤ちゃんはこれだけ飲めなくても問題ありません。一方、いくらでもミルクを欲しがる赤ちゃんでも、1回150ml以上はあげない方が良いでしょう。これ以上ミルクを増やすと、未発達な赤ちゃんの消化器に負担がかかってしまうためです。

2カ月~3カ月

赤ちゃんの食欲が旺盛になる頃です。授乳間隔は3~4時間を目安にしたまま、量を増やしていきます。良く飲む赤ちゃんでも、ミルクの1日量は900ml以下に抑えるのが理想でしょう。

3カ月~4カ月

赤ちゃんの飲める量が安定してきて、授乳間隔は4~5時間ぐらい、回数は5~6回ぐらいになります。あまり飲まない赤ちゃんは、授乳間隔がもっと短くても構いません。1回に飲める量は徐々に増えていくはずです。よく飲む赤ちゃんは、ミルクの量が1日1000mlをオーバーしないように気をつけてあげてください。

4カ月~5カ月

授乳間隔は5時間ぐらい、回数も1日4~5回ぐらいが多いようです。もっと欲しがるようなら番茶などを飲ませたり、スープなどをあげつつ徐々に離乳食へと移行していきましょう。

各ミルクに書かれている分量はあくまで目安です。大人に大食漢と小食の人がいるように、赤ちゃんにも両者が存在します。それも赤ちゃんの生理的な個性として見守ってあげてくださいね。