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保育園の選び方

保育園は基本的に、0歳児から入園することができます。労働基準法では、産後8週間以上で職場復帰が認められているので、早ければ生後2カ月で保育園に預けて仕事に戻るのも可能です。

出産後、職場復帰を望むママは、出産前から預ける保育園を選んでおく必要があります。しかし、年々厳しくなっていると言われる保育園選び。どのように進めればスムーズにいくのでしょうか。

認可?それとも無認可?

保育園には認可保育園と無認可保育園があります。認可保育園は、国が定めた基準をクリアした保育園で、都道府県知事から認められた施設。無認可保育園は、その逆です。形態だけでなく、様々な面で違いがあるので、保育園選びの際の参考にしてください。

園自体の違い

国が定める基準とは、「園児1人あたりの保育士の数」「調理室など設備の有無」「園内外の設備の有無」など。それらを満たしているわけですから、認可保育園は当然、整った設備があって安心できる場所と言えるでしょう。

無認可保育園は確かに、国の基準を満たしていないかもしれません(中には行政の都合で認可が下りていない園もあります)。しかし、認可保育園にはない雰囲気の良さが人気のところもありますし、中には保護者の都合に合わせて保育時間を長くしてくれるなど、フレキシブルに対応してくれる園もあります。

保育料の違い

認可保育園は、公立も私立も国や自治体から運営費が出ているため、保育料が比較的安いのが特徴です。

対して無認可保育園はすべて民間の運営で、運営費がないため保育料は確かに高くなります。

申し込み方法・条件の違い

認可保育園の管理は自治体が管理しているので、役所に申し込みをすることになります。その際には、保護者の勤務状況や家庭の状況などを申告する必要があり、入園が認められるのには以下のようなケースがあります。

  • 日中に家庭の内、または外で就労している
  • 1日に4時間以上就労している
  • 出産の前後である
  • 病気やケガで育児ができない
  • 介護のために育児ができない

※自治体によって条件は異なるので、詳しくは役所で確認してください。

対して無認可保育園は、直接、保育園に申し込みます。就労の有無など条件は問われませんが、保育料や保育内容、空きがあるかなど、1軒1軒個別に聞いて回る必要があります。

情報収集は早ければ早いほど◎

出産前から情報収集をおこなって、どの保育園に預けたいのか、目星だけでもつけておきましょう。保育園や役所に通い、園の雰囲気や必要事項などを確認するだけでなく、地域住民やお店などから話を聞ければ、その保育園の雰囲気が大体見えてきますよ。

赤ちゃんがその月齢に達していなくても、また出産前でも入園手続きをおこなうことができる保育園もあります。事前の準備を万全にしておけば、産後の不安も減らせますよ。